酸素は、燃焼を助ける性質が強いガスです。このため、在宅酸素療法に使用する
酸素濃縮装置、液化酸素及び酸素ボンベ(以下「酸素濃縮装置等」という。)につ
いては、取扱説明書等において、火気を近づけてはならない旨が記載されています。
しかしながら、酸素濃縮装置等を使用中の方が、喫煙等が原因と考えられる火災に
より死傷する事故が発生しています。
在宅酸素療法を受けている方やそのご家族は、酸素吸入時の火気の取り扱い等に
ついて、以下の点を十分に理解して、酸素濃縮装置等をご使用ください。
① 高濃度の酸素を吸入中に、火気を近付けないでください。
② 酸素濃縮装置等の使用中は、装置の周囲2m以内には、火気を置かないでください。
また、総務省消防庁及び一般社団法人日本産業・医療ガス協会に注意喚起の
リーフレットがありますので、そちらもご確認ください。